ホームページやSNSを見られているのに体験予約につながらない理由|「選ばれる理由」を見直そう

「Instagramは見られている」

「ホームページにもアクセスはある」

「Googleマップからも見てもらえている」

それなのに、なかなか体験予約につながらない。

パーソナルジムやピラティススタジオを運営していると、こうした状況になることがあります。

このとき、

「もっとInstagramを投稿した方がいいのかな」

「広告を出した方がいいのかな」

「ホームページを作り直した方がいいのかな」

と、新しい集客施策を増やしたくなるかもしれません。

ただ、すでに店舗を見てもらえているのであれば、問題は「見つけてもらうこと」ではない可能性があります。

見つけてもらった後の「比較」で選ばれていない。

ここを一度確認してみる必要があります。

目次

お客様は1店舗だけを見て決めているわけではない

パーソナルジムやピラティススタジオを探している人は、多くの場合、いくつかの店舗を比較します。

Googleで検索する。

Googleマップを見る。

Instagramを見る。

ホームページを見る。

口コミを見る。

その中で、

「ここなら自分に合いそう」

と思った店舗を候補に残していきます。

つまり、ホームページを見てもらえたからといって、そのまま体験予約になるわけではありません。

見つけてもらうことは、まだ入口です。

そこから、

「他ではなく、この店舗を選ぶ理由」

が必要になります。

「初心者歓迎」「マンツーマン」だけでは違いが伝わりにくい

例えば、

・初心者歓迎
・完全予約制
・マンツーマン指導
・丁寧なサポート
・一人ひとりに合わせたプログラム

こうした特徴は、もちろん大切です。

ただ、同じエリアのパーソナルジムをいくつか見てみると、似たようなことを書いている店舗も少なくありません。

店舗側からすると、

「うちは他とは違う」

と思っていても、お客様から見ると、その違いが分からないことがあります。

大切なのは、特徴をたくさん並べることではありません。

「どんな人の、どんな悩みを、どう解決する店舗なのか」を分かりやすくすることです。

比較で負けている店舗によくある状態

例えば、あるパーソナルジムのホームページに、

「完全個室」

「初心者歓迎」

「食事指導付き」

「駅から徒歩5分」

と書かれていたとします。

条件としては悪くありません。

ただ、その近くにある別のジムでも、

「完全個室」

「初心者歓迎」

「食事指導付き」

「駅近」

と書かれていたらどうでしょうか。

お客様からすると、違いがほとんど分かりません。

そうなると、

「料金が安い方」

「家から近い方」

「口コミが多い方」

といった条件で比較されやすくなります。

本当はトレーナーの考え方やサポート方法、得意な悩みなどに違いがあったとしても、それがホームページやSNSで伝わっていなければ、お客様には分かりません。

つまり、

サービスに違いがないのではなく、違いが伝わっていない。

というケースも多いということです。

「誰向けか」をもう一段具体的にする

例えば、

「ダイエットしたい女性向けのパーソナルジム」

だけでは、かなり広い表現です。

これを、

「何度ダイエットしてもリバウンドしてしまう40代女性」

「運動が苦手で、普通のジムでは続かなかった女性」

「腰痛が気になり、自己流で運動するのが不安な人」

のように具体的にすると、

見ている人が、

「これは自分のことかもしれない」

と感じやすくなります。

ターゲットを決めるというのは、単純に年齢や性別を決めることではありません。

どんな悩みを持っている人に来てほしいのかを明確にすることです。

「30代女性向け」

だけではなく、

「どんな状態の30代女性なのか」

まで考えてみると、伝える内容も変わってきます。

サービスの特徴ではなく「その先の変化」を伝える

もう一つ重要なのが、

「何を提供しているか」だけで終わらせないことです。

例えば、

「月4回パーソナルトレーニング」

「食事指導付き」

「姿勢改善トレーニング」

これはサービス内容です。

もちろん必要な情報ですが、お客様が本当に知りたいのは、

「ここに通ったら、自分はどう変わるのか」

です。

例えば、

「食事を極端に減らさず、無理なく体型を整えていく」

「運動が苦手でも、自分に合った方法で続けられる」

「姿勢や身体の使い方から見直して、動きやすい身体を目指す」

と伝えれば、サービスを受けた先のイメージが見えやすくなります。

同じサービスでも、伝え方で印象は変わる

例えば、次のような表現があったとします。

Before

「初心者歓迎・完全個室・マンツーマン指導のパーソナルジム」

これだけでもサービス内容は伝わります。

ただ、誰に向いているのかは、まだ少し分かりにくいです。

これを、

After

「運動が続かなかった40代女性が、無理な食事制限に頼らず、週1回から身体を整えていくパーソナルジム」

とすると、

「どんな人向けなのか」

「どんな悩みがあるのか」

「どんな方法なのか」

が見えやすくなります。

もう一つ例を出します。

Before

「姿勢改善が得意なパーソナルジム」

これを、

After

「デスクワークで肩や腰の負担を感じている方へ。身体の使い方から見直し、動きやすい身体を目指します」

とすると、実際の悩みとサービスがつながります。

大切なのは、派手なコピーを書くことではありません。

お客様が「自分に関係がある」と判断できる言葉に変えることです。

選ばれる理由は「すごい強み」でなくてもいい

「うちには他店にはない強みがない」

と感じる店舗もあると思います。

でも、必ずしも業界初のサービスや特別な設備が必要なわけではありません。

例えば、

・誰をサポートするのか
・どんな考え方で指導するのか
・どんな悩みを得意としているのか
・どのような流れでサポートするのか
・どんな人が指導するのか
・どんな店舗の雰囲気なのか
・何を無理にやらせないのか

こうした要素を組み合わせることで、店舗ごとの違いは生まれます。

大切なのは、

「うちの強みは何だろう?」だけを考えることではありません。

お客様の視点から、

「この人が他の店舗ではなく、自分の店舗を選ぶ理由は何だろう?」

と考えてみることです。

「何でもできます」は、逆に選びにくくなることもある

店舗側としては、できるだけ多くの人に来てもらいたいので、

「ダイエットにも対応」

「姿勢改善にも対応」

「筋力アップにも対応」

「腰痛改善にも対応」

「初心者から上級者まで対応」

と、できることをすべて伝えたくなることがあります。

もちろん、実際に対応できるのであれば間違いではありません。

ただ、情報を増やしすぎると、

「結局、何が一番得意な店なのか分からない」

という状態にもなりやすくなります。

集客の入口では、すべてを伝えるよりも、

「まず誰に来てほしいのか」

「どんな悩みに強いのか」

を絞った方が伝わりやすいことがあります。

来てほしい人を限定するというより、

必要としている人が、自分向けの店舗だと判断しやすくする。

という考え方です。

ホームページでよくあるNG例

体験予約につながらないホームページを見ると、次のような状態になっていることがあります。

特徴がサービス内容だけになっている

「完全個室」

「マンツーマン」

「食事指導」

だけで終わっている。

これでは、サービス内容は分かっても、

「なぜ自分に合うのか」

までは伝わりません。

専門用語が多すぎる

トレーナーには当たり前の言葉でも、お客様には分からないことがあります。

専門性を見せることは大切ですが、

難しい言葉を使うことと、専門性を伝えることは別です。

専門的な内容ほど、お客様が理解できる言葉に変えることが重要です。

店舗側が言いたいことばかりになっている

資格。

設備。

トレーニング理論。

経歴。

もちろん、すべて必要な情報です。

ただ、それだけでは、

「自分の悩みを解決してくれるのか」

が分かりません。

店舗側が伝えたいことだけでなく、

お客様が判断するために必要な情報があるか

も確認してみてください。

まず3つを確認してみてください

体験予約が増えないときは、新しい集客施策を増やす前に、今のホームページやInstagramを見てみてください。

確認したいのは、この3つです。

1.誰のための店舗なのか分かるか

見た瞬間に、

「自分に合いそう」

と思ってもらえる状態になっているか。

2.どんな悩みを解決できるのか分かるか

サービス内容だけではなく、

「どんな悩みを持っている人をサポートしているのか」

まで伝わっているか。

3.他の店舗ではなく、ここを選ぶ理由が分かるか

他の店舗と比較されたときに、

「なぜここなのか」

が伝わる状態になっているか。

5分でできる「選ばれる理由」セルフチェック

最後に、一度自分のホームページを開いて確認してみてください。

できれば、店舗のことをまったく知らない人になったつもりで見てみます。

次の質問に、すぐ答えられるでしょうか。

・誰向けの店舗なのか?
・どんな悩みを持つ人に向いているのか?
・何をしてくれる店舗なのか?
・通うとどんな変化を目指せるのか?
・他の店舗との違いは何なのか?
・どんな人が指導してくれるのか?
・初心者でも安心して通えそうか?

もし答えにくい項目があれば、

そこが改善ポイントかもしれません。

すべてを一度に変える必要はありません。

まず、

一番伝わっていない部分を一つ決めて、そこから改善する。

それだけでも十分です。

アクセスを増やす前に、今あるアクセスを活かす

集客がうまくいかないと、

「もっとアクセスを増やそう」

と考えがちです。

もちろん、そもそも見られていないのであれば、認知を増やす必要があります。

ただ、

ホームページにもアクセスがある。

Instagramも見られている。

Googleマップも見られている。

それなのに体験予約につながっていないのであれば、

まず確認したいのは、

今あるアクセスを体験予約につなげられているか

です。

集客は、たくさんの人に見てもらえば必ず予約が増えるわけではありません。

見つけてもらい、比較されたときに「ここなら自分に合いそう」と感じてもらう。

その状態をつくってから、次の「信頼」や「体験予約」へつなげていくことが大切です。

WEB集客で「何から直せばいい?」と迷っている方へ

パーソナルジム・ピラティススタジオ向けに、

『あなたの店舗が「選ばれる店」に変わる、WEB集客のつくり方』

を無料で配布しています。

ホームページ、Googleマップ、SNS、広告などをバラバラに考えるのではなく、

認知 → 比較 → 信頼 → 体験予約

の流れで、どこから改善すればいいのかを整理したガイドです。

「集客は頑張っているけれど、何から直せばいいのか分からない」

という方は、ぜひ参考にしてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次